カペラ京都
Capella Kyoto
カペラホテルズ&リゾーツが日本で初めて展開する「カペラ京都」が、2026年春、京都・宮川町に誕生しました。建仁寺や鴨川から徒歩圏に位置し、花街の記憶が息づくこの地で、建築家・隈研吾氏率いる隈研吾建築都市設計事務所が手掛けたのは、町家の精神を現代に映し出すホテル。細い路地や奥庭、内と外をゆるやかにつなぐ空間構成に、京都ならではの美意識が宿ります。かつての新道小学校跡地に建ち、宮川町の文化を受け継ぐ存在でもあります。客室は全89室のうち29室がスイート。建仁寺を正面に望む祇園スイートや、専用温泉風呂を備えた温泉スイートなどを用意。夕刻には芸妓や舞妓が石畳の上をしずしずと歩む花街ならではの風情と、この地に息づく時間の流れも感じられます。館内には、京都・関西とカリフォルニア州・ソノマの季節の恵みを表現するシグネチャーレストラン「SoNoMa by SingleThread」をはじめ、バー&和食、フレンチブラッスリーも備えます。月の満ち欠けに着想を得た「アウリガスパ」では、プライベート温泉やサウナ、トリートメントを通じ、日本の伝統と現代的ウエルネスが深く調和します。さらに、歌舞練場での特別鑑賞、草履の誂え、金継ぎワークショップなど、文化に触れる体験も用意。建築、食、ウエルネス、そして土地の記憶が重なり、古都の文化と現代の感性を行き来する、京都の奥深い時間を味わえる一軒です。
カペラ京都
https://capellahotels.com/jp/capella-kyoto
PAVONE 79号(2026年7月号)掲載