BMWで巡る 「幸福の道」

BMWで巡るルレ・エ・シャトー「幸福の道」

1954年、パリとニースを結ぶ街道沿いの8軒のオーベルジュ、ホテルのオーナーらにより誕生し、今や世界的ホテル&レストランブランドとなった「ルレ・エ・シャトー」。
そのルレ・エ・シャトーが2015年にBMWとパートナーシップを結んだことを記念し、夢のツアーが企画された。その名も街道の名にちなんだ「幸福の道」である。
日本のルレ・エ・シャトーメンバーホテル、レストランをつなぐ「幸福の道」を、BMWで走行するというものだ。今回、PAVONEは、東京から松本、水上を結ぶ「幸福の道」を体験した。

BMWで巡る 「幸福の道」BMWで巡る 「幸福の道」BMWで巡る 「幸福の道」

都心から秘境・明神館へ

東京駅サウスタワーにあるBMWGroup Studioをスタートし、首都高速道から中央道へ。澄み切った空に連なる南アルプスを眺めながら快適な走にハンドルを委ねていると、あっという間に松本に入った。
長野自動車道松本インターチェンジを出て山間をおよそ30分。渓流沿いに佇む「扉温泉 明神館」へ到着した。ルレ・エ・シャトーに選ばれた数少ない日本旅館の一つだ。
館内は絵画のように設えられ、洗練された居心地の良い空間が広がる。都心からたちまちに非日常の世界にトリップしたようだ。
しばしくつろぎのひと時を過ごし「ナチュレフレンチ 菜」でディナーを堪能する。地元のオーガニック食材を使った大胆かつ素朴で、繊細とが見事に共存した料理、そして信州ワインとのマリアージュはまさに「口福」。旅の醍醐味を満喫した。 腹がこなれたところで、旅の汗を温泉で流そう。露天風呂のある大浴場、立ち湯、寝湯、どれも捨てがたい。湯上りには上質なベットリネンで極上の眠りが待っている。
夜が明け、パンケーキやエッグベネディクトの香ばしい匂いに包まれたダイニングで朝食を楽しみ、明神館を後に。松本市内にある、ルレ・エ・シャトーのレストランがあると聞き、そこに向かう。

都心から秘境・明神館へ都心から秘境・明神館へ都心から秘境・明神館へ

「 立ち湯 雪月花」は立って腰上まで浸かれる豊富な湯量の大露天風呂。わさび沢の渓谷側が開放され緑の絶景に『身も心も自然のなかにある』そんな感覚を味わえる。

入口は創業80年の伝統の趣を感じさせる。

窓から渓谷を臨む客室は、大自然の中で極上のプライベート感を演出する。


谷川岳の大自然に抱かれる別邸 仙寿庵

谷川岳の大自然に抱かれる別邸 仙寿庵

古き佇まいを遺す門を潜ると、伝統と現代建築が融合した建物が。

「扉温泉 明神館」のスタッフに見送られながらBMWに乗り再び出発。ランチは、2014年にルレ・エ・シャトーに加盟したばかりのレストラン「ヒカリヤ ニシ」へ。
明治20年に建てられた名門商家の歴史的建造物をリノベーションし、同系列の日本料理店と棟を共にする珍しいレストランだ。上質な地元の食材を活かし、信州のテロワールを表現した美意識の高い料理を楽しむことができる。 「ヒカリヤ ニシ」から松本城に立ち寄り、次なる目的地、群馬県は谷川温泉に向かう。軽井沢を経由し、途中で世界遺産の富岡製糸場に立ち寄ってみるのもいい。
水上インターチェンジを降りてみなかみ町へ。谷川岳の自然に抱かれるような広大な敷地の「別邸 仙寿庵」へ到着。ウェルカムシャンパーニュに喉を潤しているだけで居心地の良さに心身がほぐれていくのを感じる。建造時、基礎の下に何トンもの木炭を敷いたというのだから納得がいく。森林と炭による浄化作用といったところか。
部屋に案内されるまでも、ガラスに覆われた回廊、隅々に行きわたった美しい意匠に期待感が高まる。
京都で研鑽を積んだという料理長の季節感あふれる料理を、100種類以上を揃える梅酒とともに楽しめるのも嬉しい。さらにメリハリがありながらも行き届いたホスピタリティ。渓流を眺める源泉掛け流しの大浴場の他、各部屋には、木製デッキチェアが設置されたプライベート露天風呂が備えられ、風呂・温泉好きには完璧とも言える設備が整えられている。温泉地ならではの贅に存分に浸りながら、幸福な眠りに就く。このサービスにして全18室というのは、まさに究極の贅である。
翌朝は鳥がさえずる敷地内を散歩した後に朝食。テラスで足湯に浸りながら読書もいいだろう。さらにリラックスしたい人は「SORA」でスパ体験もおすすめだ。充実したメニューでリピーターが多いという。

谷川岳の大自然に抱かれる別邸 仙寿庵谷川岳の大自然に抱かれる別邸 仙寿庵谷川岳の大自然に抱かれる別邸 仙寿庵

「ヒカリヤ ニシ」のランチの一例。信州の味覚にあふれる
絶品料理を味わうことができる(メニューは季節により異なる)。

客室からは四季折々に表情を変える中庭や谷川岳の景観が楽しめる。

谷川岳の山懐に抱かれ、自然の息吹を感じながら、寛ぎの休日を過ごすのにぴったりのロケーション。


幸福な帰途

こうして幸福なくつろぎの時間を過ごし、帰途に就く。憂鬱になりがちな帰りの運転も、BMWで走行を楽しみながらなら、気持ちも軽くなるだろう。なめらかな走りで、ハンドルを持つたびにしっとりと馴染み、ずっと乗っていたい気持ちにさせてくれる。白いマットな外観とエレガントなキャメル色のシート。誰にもフィットしやすい操作性。いつも運転を任せている女性なら、主人に任せきってしまうのは惜しいほど。
これから紅葉の深まる季節、色付く山々や絶景を眺めながら、10月に発売されるBMW7シリーズで「幸福の道」をつなぐ旅はいかがだろうか。

幸福な帰途幸福な帰途

全18室すべてに露天風呂を完備。

「乍茶屋(ながらぢゃや)」はプライベート感のある個室づくり。京都で研鑽を積んだ料理長の繊細な料理を楽しめる。


BMWで辿る日本のルレ・エ・シャトー「 幸福の道」への誘い

紅葉に染まる「幸福の道」をニューBMW7シリーズで走り抜け、
ルレ・エ・シャトーメンバーのホテル・レストランを堪能する極上の旅

1954年、フランス・パリとニースを結ぶ街道上にある8軒のオーナーが集まり、ルレ・エ・シャトーが誕生した。この街道「ルート・デュ・ボヌール」にちなみ、現在、全世界のホテル・レストランメンバーが67本の「幸福の道」を設定。ルレ・エ・シャトーをこよなく愛するゲストに旅を楽しんでもらうための特別プランも用意されている。
日本では、ミュージシャン 坂本龍一氏が考案した「東日本の幸福の道」、加盟レストラン「ラ・ベカス」の渋谷圭紀シェフが提案する「西日本の幸福の道」が設定された。
そして2015年、ルレ・エ・シャトー「幸福の道」のパートナーとなったBMWとの提携を記念し、ゲスト自らニューBMW7シリーズを体験できる「東日本の幸福の道」ベースの2ルート、「西日本の幸福の道」ベースの1ルート、合計3つの「幸福の道」特別プランが用意されることとなった。
紅葉に染まる「幸福の道」を、爽快に風を切りながら駆け抜けてみたい。

BMWで辿る日本のルレ・エ・シャトー「 幸福の道」への誘いBMWで辿る日本のルレ・エ・シャトー「 幸福の道」への誘いBMWで辿る日本のルレ・エ・シャトー「 幸福の道」への誘い

幸福の道 ルートA

東京発 富士山を眺める箱根~修善寺の旅

BMWで巡る 「幸福の道」

三國清三シェフの「オテル・ドゥ・ミクニ」(四ツ谷)で、和食材も豊富に取り入れたフレンチ、またスペイン本店の味を見事に引き継ぐ岡崎陽介シェフによる「レストラン サンパウ」(日本橋)のカタルーニャ料理、また日本料理の鬼才・小山裕久主人の、世界に認められた技を楽しめる「青柳」(麻布台)でランチを堪能してから出発。
富士山を眺めながらドライブを楽しみ、箱根「強羅花壇」でロマンチックな一夜を。翌朝は、箱根周遊をしたり、富士山のビュースポット、伊豆の三景観・達磨山へ寄り道をするもよし。そして、525年の歴史を持つ修善寺温泉旅館「あさば」へ。
3日目のチェックアウト後は、1200年以上の歴史のある修善寺・竹林の道を散策したり、世界遺産登録が決定し注目が集まる「韮山反射炉」に立ち寄り、帰途につくのもいい。


幸福の道 ルートB

東京発 中央道南アルプスを眺め、松本~水上の旅

BMWで巡る 「幸福の道」

「オテル・ドゥ・ミクニ」「レストラン サンパウ」「青柳」でのランチから、中央道・南アルプスの山々を眺めて松本入り。ICから30分ほど、標高1050mの山間渓流沿いに佇む「扉温泉 明神館」に到着。マクロビ資格を持つ田邊真宏シェフのナチュラルフレンチや和食に舌鼓。
翌日は松本市内散策、松本城からの眺望を楽しんでみるのもいいだろう。
昼食には、蔵をリノベーションした「ヒカリヤ ニシ」のフレンチもお勧めしたい。軽井沢経由で世界遺産・富岡製糸場見学、参道を楽しんでから嬬恋の風景を楽しみながらもよし、群馬県みなかみ町へ。日本百名山・谷川岳を眼前に臨む「別邸 仙寿庵」に到着。安らぎと居心地の良さに包まれたひと時を。
翌日は日光東照宮に立ち寄ってから、土地の食材を楽しめる「オトワレストラン」(2014年ルレ・エ・シャトー加盟)でのランチもお勧めしたい。


幸福の道 ルートC

神戸発 大阪~琵琶湖~加賀温泉の旅

BMWで巡る 「幸福の道」

西洋ロマンの風を感じながら、六甲山からメリケンパークへと山・海のドライブから始まるコース。15周年を迎えた「神戸北野ホテル」に宿泊。翌朝は心も踊る世界一の朝食を楽しみたい。
チェックアウト後、北陸を目指す。途中、大阪・淀屋橋で「幸福の道 西日本」の提案者でもある、レストラン「ラ・ベカス」渋谷圭紀シェフの12席しかない特等席でのランチ、または吹田千里山の日本料理店「柏屋」で、茶を学びその心で日本料理を表現する松尾英明主人の絶品料理を楽しんだ後、琵琶湖を通って一路百万石の加賀へと車を走らせる。
「自然のままの理想郷」を意味する語を名に冠する「べにや無何有」に到着。加賀の味覚あふれる料理を楽しみ、また定評のあるオリジナルトリートメントを使ったスパでリフレッシュしたい。金沢からの帰路は開通したての北陸新幹線を使うのもまたいいだろう。


ルレ・エ・シャトー

TEL:03-5615-8073(10:00~13:00、14:30~18:00、土日祝休)
E-mail:rc-japan@relaischateaux.com


【注意事項】
*各料金は、ニューBMW7シリーズ レンタル費用・保険代(加入必須)込み。
*ガソリン・高速道路・昼食料金は各自負担。
*宿泊は部屋タイプにより料金変動あり。
*ルートC 神戸北野ホテルのディナーは内容により料金変動あり。
*配車は最初に宿泊する宿、またはBMW東京本社。
*滞在日の15日前までキャンセル料なし。