【イベントレポート】アリタリア- イタリア航空 日本語版機内誌『PASSIONE』ITALIAN NIGHT

18/01/20

2017年に就航70周年を迎えたイタリアのフラッグキャリア「アリタリア-イタリア航空」。
その日本語版機内誌『PASSIONE』による初のイベントが昨年末に開かれました。
料理やワイン、トークショーまで、イタリアづくしで彩られたパーティの模様をお伝えします。

撮影:杉能信介

 

イタリアの料理&ワインと洗練された一夜限りの空間

成田とイタリアを直行便で結ぶ唯一の航空会社「アリタリア‐イタリア航空」が、日本語版機内誌『PASSIONE』のイベントを開催。アリタリアのVIP会員をはじめとする約200名の招待客がフィアットカフェ松濤(東京)に集い、料理やワイン、トークショーなどを楽しみました。開催の挨拶後、機内誌で毎号コラムを寄稿している料理研究家フランチェスコ・ベリッシモ氏のトークショーがスタート。来場者は美食を片手に、普段知ることのできないイタリア話に興味深く耳を傾けていました。続いて行われた客室乗務員のユニフォームファッションショーに先立ち、アリタリア‐イタリア航空アジア太平洋地区統括支 社長マッシモ・アッレグリ氏が登壇。昨年迎えた同社70周年について触れ、「アリタリアは皆さまに支えられてきました」と、招かれた参加者たちに感謝を述べました。挨拶を終えると、1947年の創業時から現在までのヒストリーをまとめた映像が公開され、ショーとともに来場者は釘付けに。イベント後半は、FCAジャパン マーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセ氏と『PASSIONE』編集長による対談と、イタリア行き航空チケットなどを用意した抽選会が行われ、イタリアらしい陽気に包まれました。

 

The Exhibits

エントランスでは、現存するアリタリア-イタリア航空の機体をモデルにした「ボーイング B777-200」模型を展示。抽選会で3名にプレゼントされました。

昨年、銀座本店をグランドオープンしたウォッチブランド「LOCMAN」。

会場のフィアットカフェ松濤に常時ディスプレイされている、かわいらしい手のひらサイズの「FIAT 500」。

1950年代初期にデザイナーのソレッレ・フォンターナによって初めてつくられた紺色の制服を皮切りに、ミラ・ショーンによる60〜70年代のスタイリッシュなスーツ、ジョルジョ・アルマーニが手掛けた90年代のユニフォーム、そして現在まで年代別に紹介。12名のモデルが集合すると一斉にカメラが向けられました。

 

Food & Drink

スタンディング形式の会場では、ラフにいただける一品料理や、イタリアを代表する高級スパークリングワイン「フランチャコルタ」を中心とした華やかで料理にぴったりのグラスワインが大いに振る舞われました。また、日本人として初めてナポリ・イスキア島の名門ピッツェリア「ダ・ガエターノ」で修業し、ナポリピッツァ職人協会・認定マエストロのピッツァ職人「ダ・アオキ タッポスト」青木嘉則氏による窯焼き本格ナポリピッツァも提供され、お腹も心も満たされるイベントとなりました。

 

Public Talk

機内誌のコラムで紹介したピッツォ、ローマ、ミラノでの滞在話やイタリアの最新情報などをトーク。MCから女性の好みを聞かれると、「日本人、イタリア人、国籍は関係ない。でも僕は“美人”がいいですね!」とジョークで会場を沸かせました。 「FIATのTは、拠点トリノのT。そして、トリノはバーニャカウダ発祥の地でもある」と、アランプレセ氏。クルマに関連した豆知識まで幅広く紹介した後、会場を巻き込んでのカンツォーネ大合唱と、予想外の展開に。

 

Message from Alitalia

1947年5月5日の初フライトのエピソードから現在に至るまでプロフェッショナルに従事した優秀なパイロットたちへの賛辞を贈るアッレグリ氏。ヨーロッパから来日した初めての飛行機がイタリアからの便だったことなど、これまでの長い歴史とエピソードを語りました。

 

『PASSIONE』とは

2015年7月搭載号から現在まで、年4回発行しているアリタリア-イタリア航空の日本語版機内誌。上質なライフスタイルを送るミドルエイジをコアターゲットに、旅や美食、ファッションなどの知的好奇心をくすぐる情報を展開。