雪上を駆ける貴公子 ― フェラーリの4人乗り4輪駆動モデル

白銀に輝くスキーリゾート「アサマ2000パーク」で、フェラーリ現行モデル「FF」の雪上試乗会が行われた。
試乗者から次々と驚きの声が上がったそのFFの走りを、PAVONEも体感してきた。

“貴公子”白銀のステージに颯爽登場

フェラーリの4人乗り4輪駆動モデル
雪上でも高いパフォーマンスを発揮するFF。”サーキットの貴公子”ならぬ”バージンスノーの貴公子”だ。その走りはもはや官能的ともいえる。

標高約2千メートル。群馬と長野の県境、上信越高原国立公園の中央に位置するスキーリゾート「アサマ2000パーク」。北アルプスが連なる銀嶺の大パノラマを背景に、燦然と輝く5台のフェラーリが登場した。イタリアを代表するスポーツカー「フェラーリ」の現行ラインナップである「FF(フェラーリ・フォー)」だ。FFの名の由来である「4輪駆動」と「4シーター」の通り、歴代でも最もパワフルでバーサティリティに富んだ、フェラーリ初の4人乗り四輪駆動モデルである。
この5台のFFは、フェラーリ・ジャパンが主催する雪上試乗会のため用意されたもの。イベントに招かれた顧客と一部のメディア関係者たちは、搭載された新しい4輪駆動システム「4RM」のドライビング性能、そしてGTモデルとしての実用性と究極のスポーツカーとしてのパフォーマンスを両立するFFの魅力を堪能した。

雪上でこそ発揮される高いパフォーマンス

雪上というグリップの低い条件においては、特に「FF」の並外れたパフォーマンスを感じることができる。試乗者が驚いたのは、雪に覆われた路面を走行してもしっかりと感じられる力強いトルクだ。
フェラーリが開発し、特許を獲得した4輪駆動システム「4RM」。この新・4輪駆動システムによって、後輪へのトルクを維持したままPTU(パワー・トランスファー・ユニット)が路面状態に応じて必要とされる最大限のトルクを前輪に配分する。そしてPTUだけでなく、E-Diff 、F1-Trac という車輌制御システムを一つのCPUで統合制御することにより、個々のタイヤへの最適なトルク配分が可能となり、この走りが実現するのだ。

乗る者を圧倒する走り

フェラーリの4人乗り4輪駆動モデル
元プロスキーヤーで、JEEPアンバサダーでもある岡部哲也氏(写真右)と、フェラーリのマーケティングディレクター、ドナート・
ロマニエッロ氏(写真左)。

FFは、4人乗り、かつ約450リットルのトランクを搭載する全天候型のシューティングブレーク(狩猟用ワゴン)でありながら、スポーツ走行性能についても秀でる。
リヤの重量配分が47:53と、4輪駆動としては非常にフロントが軽い。その分タイヤの駆動力が路面に伝わりやすく、素直な操縦性を実現するのだ。出力荷重比は2.7㎏/GV、また0~100㎞/h加速は3.7秒、最高速は335㎞/hと、フェラーリのDNAをしっかりと刻み込んだ、フラッグシップに恥じない走行性を誇る。
エンジンそのものも最新の鋳造製を用い、ボディは製造プロセスと最新のアルミ合金がもたらした技術との融合により軽量化されており、その他多くの主要コンポーネントにも細部にまで手が加えられ、軽量化していることも特徴と言えよう。
数センチの雪で覆われたフラットな路面、雪が轍状にせり上がった道路、またバージンスノーに近い状態の道路など、走行の難しい雪上でも実に頼もしいドライビングを披露してくれた「FF」。フェラーリを常用しているユーザーも、従来のフェラーリになかったバーサティリティを十分に堪能したことだろう。

フェラーリの4人乗り4輪駆動モデルフェラーリの4人乗り4輪駆動モデル

独自の新4輪駆動システム「4RM」が実現する力強いトルクは雪上のような低グリップのコンディションでもしっかりと体感することができる。

全天候型のシューティングブレークでありながら、フェラーリのスポーツカーとしてのDNAをしっかりと引き継ぐ秀逸な走行性とのバーサティリティがFFの魅力だ

フェラーリ・コンシェルジュ
0120-325-408