雄大な大自然と自然からの恵みを求めて、アメリカ東西の都市へ。

取材協力:シアトル・ワシントン州事務所
http://www.seattlewa.jp
協力:デルタ航空
コーディネート:Kyoko M atsuda
撮影:大橋マサヒロ

Seattle[シアトル] ~エメラルドシティの休日

多様な表情で人々を魅了する西海岸きっての自然の宝庫

まずはアメリカ西海岸の最北の都市、シアトルへ。カナダと国境を接する広大な海と美しい湖、森に囲まれた自然豊かなワシントン州最大の都市は、深い緑に育まれていることから”エメラルドシティ”の愛称で呼ばれている。しかし、シアトルの魅力は豊かな自然だけではない。マイクロソフトやボーイング社などアメリカを代表するハイテク企業が育ち、最近では世界最大の流通会社アマゾン・ドット・コムの社屋が完成した。さらには世界の珈琲市場を一変させたといってもいいスターバックスコーヒー1号店。航空産業からIT、アメリカ最古の市場、珈琲文化の発信地など、シアトルは様々な顔を持つのである。近年では個性あふれるワシントンワインが味わえるワイナリーが急増している点も見逃せない。豊かな食文化と暮らしやすい環境、そして西海岸特有のオープン気質な地元の人たちが、旅人をやさしく出迎えてくれる。

多様な表情で人々を魅了する西海岸きっての自然の宝庫多様な表情で人々を魅了する西海岸きっての自然の宝庫

ランチクルーズでの周遊も楽しい。

夜でも安心して歩けるのがシアトルの良いところ。


注目のワイン産地として急発展中のウッディンビル

注目のワイン産地として急発展中のウッディンビル

ウッディンビルではワシントン州のできたてワインを気軽に味わえる。

ダウンタウンからハイウェイを北上すること約30分。深い森に囲まれたウッディンビルという小さな町に着く。ここは全米有数のワイナリーが急増している地域。アメリカでワイン産地というと真っ先に名前が挙がるのがカリフォルニアのナパバレーだが、近頃はその人気が西海岸のワシントンに飛び火している。
ウッディンビルではワインの生産と販売に絞り、テイスティングや食事もできる個性あるブティック・ワイナリーがほとんどを占める。ブドウ栽培は東側のコロンビアバレーやレッドマウンテンといった栽培に適した土地の農園で生産し、摘み取ったブドウを各ワイナリーでウッディンビルへ運び、ブレンドした後、樽詰めをしていく。現在、ウッディンビルには大小合わせると100を越えるワイナリーが点在し、ワシントンワインと洗練されたノースウエスト料理を求めて美食家が押し寄せている。
なぜワシントン州がワイン生産に適したブドウの産地となったのだろうか。まずその理由に挙げられるのが土壌の良さ。氷河時代に繰り返し起こった大洪水によって形成された土壌は、小石混じりで水はけが良く、その上に火山灰が堆積して、ブドウの栽培に適している。また、銘醸地として知られるフランス・ボルドー地方とほぼ同緯度に位置しており、カリフォルニアより2時間長い17時間という夏の日照時間はブドウの完熟度を増すそうだ。さらに昼夜の寒暖差、そしてミネラルをたっぷり含んだ海からの適度な風によって、甘み、酸味、渋みのバランスの取れたワイン作りに最適なブドウが育ち、ワシントンワインの質を高めているのである。

ロバート・パーカーも認める注目のワイナリーへ

次々とワイナリーができているウッディンビルにおいて、ワインの質、雰囲気共に注目をされているのが、ノベルティヒル・ヤヌーク・ワイナリーだ。
建物は洗練されたモダンなコンクリート造りで、まるで森の中の現代アート美術館のような佇まいが印象的。建物内へ足を踏み入れると、無機質な広いラウンジのような空間が広がる。その中央には、テイスティングのできる大きな天然木のカウンターがある。
すでにカウンターには初老のカップルがスタッフに注いでもらったワインを仲良さげに味わっている。その奥には工場があり、一面のガラス窓からは清潔に保たれたタンクと作業するスタッフの姿を垣間見ることができる。
オーナーのマイクさんの方針でワイナリーの見た目だけではなく、徹底した品質管理のもと、ワシントン州で最高といわれるメルローワインを育て上げた。世界で最も影響力のあるワイン評論家ロバート・パーカー氏はこのワイナリーを「ワシントン州でヤヌーク・ワイナリーほど卓越した品質で価格に見合うワイナリーはない」と評している。観光用のお土産コーナーがあるわけでも、大型バスを停めてワイナリーツアーをするようなところでもない。純粋にワシントンワインを楽しみたい人には最高のワイナリーだ。

ノベルティヒル・ヤヌーク・ワイナリーノベルティヒル・ヤヌーク・ワイナリーノベルティヒル・ヤヌーク・ワイナリー

夫婦で地元ワインを味わいながらの素敵な時間。ノベルティヒル・ヤヌーク・ワイナリーにて。

ハムやチーズ、野菜を巻いて、チーズフォンデュにして食べる。

ホワイトハウスの晩餐会に供されるワインを生産しているワイナリーもある。


Novelty Hill Januik
14710 Woodinville-Redmond Road Woodinville, WA 98072
TEL +425-481-5502
http://www.noveltyhilljanuik.com

滞在はとっておきの場所で

ウッディンビルでワイナリーが急増するに伴い、その雰囲気に合ったホテルも周辺にできてきた。そのなかの一軒、シアトルのワイナリー・エリアでもっともラグジュアリーなロッジといわれる「ウィロウズ・ロッヂ」と、敷地内にあるレストラン「ブレイキング・フロッグ」は、種類豊富なワシントンワインと洗練された料理で人気スポットとなっている。
ウィロウズ・ロッジの重厚なログハウスのようなラウンジには、ソファや暖炉が設けられる。冬の間はワインを飲みながらゲスト同士、暖炉の炎を囲んで過ごすのだろう。各部屋にも暖炉ストーブがあり、静かに森のなかの時間を過ごす夜を盛り上げてくれる。
訪れた時期はまだ夏の終わりだったため、緑に囲まれた外のパティオのデッキチェアに座り、ワイングラス片手に森林浴を楽しんでいるゲストが多かった。森のなかの瀟洒なログハウスと地元ワインに誘われて、「シアトル流優雅な休日」の過ごし方を教わったようだ。

Willows LodgeWillows LodgeWillows Lodge

手入れの行き届いた森の中の快適なウィロウズ・ロッヂのコテージ。

暖炉の炎と温かみのある開放的なロビーがゲストを優しく出迎える。

このレストランで食事をするためにシアトル市内から毎夜たくさんの美食家が押し寄せる。


Willows Lodge
14580 NE 145th Street Woodinville, WA 98072
TEL +425-424-3900
http://www.willowslodge.com

Chihuly Garden and Glass(チフリー・ガーデン・アンド・グラス)

チフリー・ガーデン・アンド・グラス
誰でも一度は目にしたことがあるはずのチフリー作品を一堂に展示してあることに驚嘆する。彼がインスピレーションを受けた自然界の貝や草木のスケッチなども展示してある。華麗で美しく、または光の具合では毒々しくもあるチフリーの世界を室内、屋外の庭園で堪能させてくれる。

ワシントン州タコマ市出身で世界的なガラス彫刻家、デイル・チフリ氏の美術館。シアトルのランドマーク、スペースニードルの建つシアトル・センターに2012年にオープンし、シアトルの新たな文化的観光スポットとして脚光を浴びている。彼の作品はラスベガスをはじめ世界の有名ホテルのラウンジなどを彩っている。
チフリ氏は建築を学んでいた時にガラスのアートに出会い、ヴェネチアのムラノ島で本格的にガラス工芸を学び、のちに「マキア」「ヴェネチアン」などのシリーズ作を発表。アメリカ・デザイナー研究賞、視覚芸術賞などを受賞し、1992年には、アメリカで初の人間国宝に認定された。
チフリ氏の作品はどれも無機質なガラスに命が吹き込まれたかのようで、草木や水、または毒々しいほどに極彩色の怪しい植物を連想させる。繊細で柔らく生命力溢れていて、見る者に驚きと感動、情熱を与える。庭園の木や草花と共生するチフリ作品は圧巻で、光の具合で様々な色に変化する。見る角度や時間帯によっても作品の印象が変わっていく。
時間が許せば庭園に併設されたカフェでチフリ作品に囲まれ、ノースウエストの旬の食材をふんだんに使った料理を堪能することをおすすめする。

Chihuly Garden and Glass
305 Harrison Street Seattle, WA 98109
TEL +206-753-4940
http://www.chihulygardenandglass.com

New Hampshire[ニューハンプシャー州] ~アメリカンクラシック探訪

取材協力:
ディスカバーニューイングランド
http://www.discovernewengland.org/
ブランドUSA
http://www.discoveramerica.jp/

Omni Mount Washington Resort(オムニ マウント ワシントン リゾート)

オムニ マウント ワシントン リゾート
赤い屋根に白亜の建物がトレードマークのホワイトワシントンリゾート。
周囲の山と見事に調和している。

1902年、マウントワシントンの麓に、石炭と鉄道によって成功を収めたジョセフ・スティックニーによって建設され、当時、富裕層のための夏の避暑リゾートとして一世を風靡した伝説的ホテル「オムニ マウント ワシントン リゾート」が建つ。バスルーム完備で電気が灯る近代的な設備は、当時はまだ珍しく、ボストンやニューヨークから噂を聞きつけて多くのセレブリティが訪れた。
人里離れたこのホテルの照明設備を監督したのは発明家エジソン自身で、赤い屋根に白い建物、柱や床に北米産の木材を多用したイタリアルネッサンス様式の内装は、優雅で繊細な究極のマウンテンリゾートとして人気を博した。広く開放的なエントランスは華やかさと重厚感に溢れ、電話や手巻の機械式時計は往時のままの姿で保存されている。
当時はバーやダンス・ルームなどに毎晩、紳士淑女が着飾り集っていたのだろう。眺めの良いテラスで優雅にティー・タイムを過ごすのは今も昔も変わらないようだ。森のなかの白亜のリゾートに漂う気品からは、ニューイングランドと呼ばれるこの土地の物語を優しく語り聞かされているようだ。

Omni Mount Washington Resort
310 Mount Washington Road Bretton Woods, NH 03575
TEL +603-278-1000
http://www.omnihotels.com/

大自然を突き抜ける汽車やクルーズ船

大自然を突き抜ける汽車やクルーズ船
白煙を上げて走る蒸気機関車に大人も子供も大興奮する。

マウントワシントンを訪れたならば、是非体験したいのがコグ鉄道だ。1869年、世界で最初に考案された歯軌条(アプト式)登山鉄道は、最大斜度30度の過酷な軌道を踏破でき、今でも蒸気機関車が白煙をあげて険しい山道を現役で上り下りしている。深い森にこだまする汽笛と無骨な機関車は、子供の頃に見た絵本の世界のようだ。

大自然を突き抜ける汽車やクルーズ船

湖畔に建つお洒落な家々を眺めながらのクルーズ。

かつてはマウント ワシントン ホテルに滞在し、コグ鉄道に乗って山頂に行くのが上流階級の粋なサマー・バカンスの定番だったという。麓の鉄道博物館に展示されるご婦人や紳士がコグ鉄道駅に集まる様子の写真からも、当時の社交的雰囲気が伝わってくる。現在では米国歴史的土木建造物、アメリカの文化遺産にも指定されている。
ニューハンプシャー州で自然美を謳歌しながら楽しめる乗り物といえば、ウィニペソーキー湖内を巡るクルーズ船も人気だ。州内に270以上の湖が点在するなか、ウィニペソーキー湖は州最大の湖で、入り組んだ湖岸と大小240ほどの島が絵画のような美しい景観を作りだしている。
ビール片手にデッキで談笑したり、生バンドの演奏に合わせて踊る老夫婦など、いかにもアメリカらしい自由でラフな雰囲気のクルーズを楽しめる。岸辺に建つ自然と調和したコテージを眺め、深呼吸し、豊かな森、松の木の香りに癒され、人々の笑い声や音楽をBGMに夜風に当たっていると、このライフスタイルが、かつて新大陸に入植してきた英国人の理想郷なのだと悟ることだろう。

The Mount Washington Cog Railway
3168 Base Station Road Marshfield Station, NH 03589
TEL +603-278-5404
http://www.thecog.com/

Mount Washington Cruises
211 Lakeside Avenue Weirs Beach, Laconia, NH 03246
TEL +603-366-5531
http://www.cruisenh.com/

Maine[メイン州] ~美食三昧のロブスター・ステイトへ

甘くてプリプリ名物ロブスターを食す

ニューハンプシャー州の東隣り、ニューイングランド最東北部にメイン州は位置する。アメリカで最も美しいと称される入り組んだ海岸線を持ち、豊かな海産物が獲れる漁場に恵まれ、特に天然のロブスターはメイン州の代名詞。ロブスター・ステイト(州)とも言われるほど、新鮮なロブスターを使用した料理がどこのレストランに行っても堪能できる。
メイン州ではロブスターの個体数維持のために漁獲量などが厳格に定められ、100%天然のそれは、今までのロブスター料理の概念を覆すほどの美味しさ。やわらかく甘みがあり、キリッと冷えた白ワインによく合う。
港湾都市として知られるポートランドの港付近の通りには、最高のロブスターを提供するシーフードレストランやバーが並ぶ。沖合にはメイン州の25セント硬貨のデザインにもなっているペマクイッド・ポイント灯台や1800年代の砦などがあり、観光用ロブスター漁船を用いたハーバークルーズで、歴史的価値のある建物を海上から眺めることもできる。
ポートランドの町並みは港を背にしてなだらかな上り坂になっている。港に並行して通る道沿いにはレンガ造りの建物が、さらに一本奥に入った石畳の通りには昔ながらの街並みを感じさせるレストランやバー、土産物店が立ち並ぶ。なだらかな丘の町はレンガ造りの建物が多く、古地図やアンティークショップ、珈琲ショップが点在し、地図を片手に散策するのも楽しいだろう。

甘くてプリプリ名物ロブスターを食す甘くてプリプリ名物ロブスターを食す甘くてプリプリ名物ロブスターを食す

驚くほど大きなロブスターだが、柔らかくてジューシー。様々な料理法のロブスターが味わえる。

観光船が停泊する港沿いには、シーフードレストランやバーが点在する。

漁師と共にロブスター船に乗り、ロブスター漁について学べる観光客向けツアーも人気。獲れたてのロブスターを買って帰ることもできる。


老舗アウトドアブランドでショッピングを満喫する

恵まれた自然を舞台にしたアウトドアスポーツが盛んなことを象徴するように、メイン州は老舗アウトドアブランドが誕生した地としても知られ、日本でもお馴染みのエルエルビーン(L.L.Bean)の本社は、ポートランドから車で約30分ほどのフリーポートという町にある。広大な旗艦店は24時間営業しており、カヤックやマウンテンバイクなど、様々なアウトドアが気軽に体験できるスクールもあるので参加するのもいいだろう。
ハンティングブーツやトートバッグはもちろん、アウトドアに関連するあらゆるギアが手に入る。さらにリネンやソファといったリビング用品からインテリアなど、日本ではあまりお目にかからないものまであり、アメリカ人にとってアウトドアがすごく見近にあるのだということが良く分かる。
エルエルビーン(L.L.Bean)は創業者レオン・レオンウッド・ビーン(LeonLeonwood Bean)が自身のハンティングや釣り好きが高じ、快適なアウトドアシューズを作ろうと革とゴムを組み合わせて作ったブーツがその始まり。そのブーツ100足を地元のハンターに提供し、修正に修正を重ねていくうちに、徐々に反響が全米中に広まり、オーダーが舞い込むようになったという。カタログ販売は1912年より始まり、1950年代には80万冊を全米に発送。1973年には5万足のアウトドアブーツを販売した。
人気の理由は創業者の理念であるアウトドアを愛する全ての人へ「快適なアウトドア・ギアのための商品開発」と「徹底したカスタマーサービス」だ。現代の様々なグローバル企業の礎となったであろうこの企業ポリシーが、ニューイングランドと呼ばれる英国からの移植者らが北米に最初に足を下ろした土地で根付いたことは偶然ではないはずだ。

老舗アウトドアブランドでショッピングを満喫する老舗アウトドアブランドでショッピングを満喫する老舗アウトドアブランドでショッピングを満喫する

L.L.Bean(エルエルビーン)の旗艦店は、アウトドア、ライフスタイル、ファッションなどで建物が分かれ、さながらアウトドア村のよう。

時を経てもあまりデザインが変わらないのが良品の証し。

様々なアウトドア・アクティビティが体験できるスクールも。


Lucky Catch Cruises
170 Commercial Street, Portland, ME 04101
TEL +207-761-0941
http://www.luckycatch.com/

L.L.Bean Flagship Store
95 Main Street Freeport, ME 04032
TEL +1-877-755-2326
http://www.llbean.com/

メイン州を肌で感じる大自然とのふれ合い

メイン州を肌で感じる大自然とのふれ合い
カップルや子供連れまで様々な過ごし方に対応できるサンデー・リバー・リゾート内のグランドサミットホテルの客室。夏の避暑地としても冬のスキーリゾートとしても人気だ。

周辺には8つの山が連なり、135のゲレンデを擁するマウンテンリゾートとして人気なのがサンデー・リバー・リゾートだ。リゾート内には、居心地のよい2つのホテルとコンドミニアム、インがある。そのなかでも最高級のリゾートホテルがジョーダンホテルとグランドサッミットホテルだ。
両ホテルにはコンシェルジュサービス、24時間のフロントサービス、フィットネス、スパ、サウナ、そして屋外には一年中森林浴をしながら楽しめる温水のプールがある。ジョーダンホテルのエントランス・ロビー脇にある大きな暖炉と革張りのソファーが落ち着いた雰囲気で、大人のマウンテンリゾートを演出する。対照的にグランドサミットホテルのデザインや調度品はカラフルでポップな印象。グループや家族連れでワイワイと過ごすには良いかもしれない。スイートルームは別荘感覚でホームパーティが開けるかのような開放的で居心地のよい空間となっている。ホテル内のバーには滞在客だけでなく地元の人もよくやってくる。その訳は、地元産のビールを数多く揃えているからだ。カウンターに座って、気軽にバーテンダーにいろいろと質問して、お気に入りの地ビールを捜すというのもいいかもしれない。
それぞれのホテルの目の前には、リフト乗り場とゲレンデが広がり、冬場のスキーシーズンにはニューヨークやボストン他、アメリカ全土からウインター・バカンスを楽しむ訪問客で賑わう。それ以外のシーズンもゴルフやマウンテンバイク、ハイキング、フライフィッシング、カヌーなど、様々なアクティビティが楽しめる。北米に生息する大型の鹿、ムースを観察するムース・サファリなどは都会ではまず体験できないこともあり、希望すれば春や秋のシーズンにはムースツアーも体験できる。 自然や生き物たちと出会い、そして山海の幸を堪能できる幸せ。豊かな自然に抱かれたメイン州ならではの醍醐味を、存分に満喫してはいかがだろう。

Sunday River ResortSunday River ResortSunday River Resort

ジョーダンホテルの吹き抜けの開放的なラウンジ。大きな暖炉と革張りのソファーがあり、温かな空気に包まれる。

BBQの煙と匂いにそそられて途中休憩するハイカー。

有名なアパラチアントレイルを楽しむ家族連れ。


Sunday River ResortSunday River Resort

周囲を森に囲まれるジョーダンホテルの温水プール。

木材など自然素材のインテリアで統一されたグランドサミットホテル内のレストラン。


Sunday River Resort
Grand Summit Hotel
97 Summit Road, Newry, ME
TEL +207-824-3500
Jordan Hotel
27 Grand Circle, Newry, ME
TEL +207-824-5000
http://www.sundayriver.com/