アマン、アマンギリ監修によるユタ砂漠の自然に囲まれたグランピング施設 「キャンプサリカ」を開業

19/11/12

 アマンギリは、深い渓谷と朱色の岩が織りなすユタ州の雄大な景観に訪れる人々を誘い、開業から間もなく10周年を迎えます。この特別なアニヴァーサリーを記念し、「キャンプサリカ」を開業します。同キャンプはアマンギリに隣接し、砂漠の中心に位置する約240万㎢の荒野に囲まれながら、プランジプールを備えたテント付きパビリオン10棟からなるグランピング施設です。

 2020年4月にオープンを控えたキャンプサリカは、アマンギリのもてなしをそのままに、メインパビリオンとレストラン、2つのスパスイート、さらには、これまでになく自然と一体となったメインスイミングプールとジャグジーを備えています。プライベート感あふれる造りが、非日常の世界で冒険心を呼び覚ましてくれるでしょう。アマンギリからハイキングで30分、車で5分ほどの距離にあるキャンプサリカでは、ゲストのニーズに細やかに対応し、要望に応じてアマンギリの施設を利用することも可能です。

 キャンプサリカとは、サンスクリット語の「オープンスペース(開かれた地)」と「空」にちなんで名づけられ、約22万㎡の敷地からは、象徴的な台地のメサ岩層を一望することができます。同キャンプは、多くの記念碑やアメリカ先住民ナバホ族の居留地など、それぞれユニークで多様な風景を魅せる5つの国立公園に囲まれています。ゲストは快適な環境に身を置きながら、ネイティブアメリカン文化の面影が色濃く残る魅惑的な異風景の中で、荒野のエネルギーを体感することができます。

 最寄りの町であるペイジから車で30分の場所に位置するキャンプサリカでは、密やかで平穏な環境と呼応するごとく、周囲のドラマチックな風景を楽しめます。喧騒から離れたロケーションには、アマン独自の景観への敬愛を考慮したコミュニティーの感覚とおもてなしの精神が息づいています。キャンプサリカは美しく飾られた10棟のテントパビリオンに加え、Selldorf Architectsの設計によるパブリックパビリオン、レストランとラウンジエリア、2つのスパスイート、スイミングプールとジャグジーを備えています。

 宿泊棟となるテントパビリオンからは、遮るものが一切ないメサの景色と、沈みゆく夕日のダイナミックな情景を眺めることができます。宿泊棟には、1つまたは2つのベッドルームに加えて、リビングエリア、ダイニングエリア、バー、暖炉のある大型のテラス、そして温水のプランジプールがあります。ベッドルームのテントパビリオン5棟(175㎡)と、2ベッドルームのテントパビリオン5棟(262㎡)は共に、LuxuryFrontiers社が設計しました。自然素材で造られたシンプルなアマンギリの客室では、周囲の砂漠のような乾いた草原との一体感を五感で感じながら、ゲストはグランピングの臨場感を体験できるでしょう。一方、内装にはキャンバス地の壁や天井、そして木製の建具を使用し、黒い鋼鉄や石を多用することで、アマンギリの空間とは対照的な雰囲気を醸し出しています。

 メインパビリオンのオールディダイニングでは、屋内と屋外のどの席からも息をのむような眺望を楽しむことができます。朝食、昼食、夕食、スナックやアフタヌーンティー、日替わりのメニューをはじめ、新鮮な地元の食材を取り入れ、ベジタリアンやビーガンのゲストにも対応可能です。荒野と呼応し、オープンキッチンには、ロティサリーグリルが備えられ、杉や石板を活用した器で滋味深い料理が提供されます。レストランは、日中はキャンプゲスト専用として、夕食時にはアマンギリに滞在のゲストも利用できます。(事前予約制)

 キャンプサリカで過ごすゲストには、便利で贅沢なひと時と同時に、自然と繋がることで得られる、満ち足りた幸福感や、ストレスの軽減、雑念が取り払われ頭の中がクリアになる感覚をご体感いただけるでしょう。2つのスパスイートでは、伝統的なナバホ族の健康習慣にヒントを得て作られた豊富なメニューのスパセラピーが提供され、屋外ではヨガと瞑想のプログラムを通じ、ユタ砂漠の息をのむ自然の美しさの中で、ゲストが自らと向き合い、心の平穏を取りもどすための静かな時間を過ごせます。

 同キャンプは、一帯を探索する際の憩いの場、または出発地点としての役割を果たしながら、独自のトレイルシステムを使った砂漠や山岳のハイキング、屋内および屋外での朝と午後のウェルネス体験、キャニオニング、独自の“ヴィア・フェラータ”ルートでの乗馬体験など、冒険心を掻き立てる多彩なアクティビティを取り揃えています。また毎晩催される焚き火を囲んでのストーリーテリングや星空観察を通じ、より深くアメリカ先住民の豊かな文化に思いを馳せる“時”を提供します。

 ユタ州の広大な自然と一体となり、扉をひらけばすぐそこに広がる幻想的な風景は、プライベートを大切にするグループゲストや、ご家族にもご満足いただける場所となるでしょう。キャンプサリカは滞在以外にも、特別なお祝いの会場としても利用できます。

 キャンプサリカからの景色を眺めながら車を走らせること5分、保護された渓谷の中に隠れ家のように佇むアマンギリからは、グランド・ステアケース・エスカランテ国定公園の景色が一望できます。巨大な古代の巨石を伴うスイミングプールの前にはメインパビリオンがあり、ダイニングルーム、リビングルーム、図書室、ギャラリー、プライベートダイニングルーム、セラーが備わります。 また、広がる砂漠を望むオープンエアのリビングルームラウンジは、夕暮れ時の一杯を傾け、星空を眺めるのに最適な場所となっています。パビリオンから砂漠へと続く2つの宿泊棟には、合計34室のスイートが配され、その多くはプライベートプールと屋上テラスを備えています。

 アマンギリの誇るアマンスパは、2,322㎡の広大な敷地の中で、心の平穏を取り戻すことを目的とした穏やかな環境を提供しています。特質すべきは、ハイドロセラピートリートメントを提供するウォーターパビリオン、ワツプールを備えた浮遊パビリオン、ウォルナット材を使用した直線的な5つのトリートメントルームと、2つの屋外トリートメントテラスからは砂漠のパノラマビューを望みます。さらには、フィニッシングサロン、ヨガパビリオン、ジムも完備しています。

2009年の発表以来アマンギリは、その卓越したデザイン、心に残るおもてなし、そして、贅沢な自然体験においていくつもの賞を受賞いたしました。キャンプサリカは、季節を問わず人々を惹きつけてきたこの特別な旅の目的地に新たな一面を加え、アメリカ南西部の素朴で驚くべき美しさを堪能するための次なるデスティネーションを提供します。

[アマン]
アマンは、プライベートな邸宅にいるかのような心温まるもてなしと、常に小規模であること、そして美しさの際立つラグジュアリーで非日常的な体験のできる、プライベートなリゾート・コレクションとして1988年に創設されました。そのコンセプトは、初のリゾートとして誕生したプーケット島のアマンプリ(平和なる場所)から、世界へと発信されていきました。現在、アマンは、ブータン、カンボジア、中国、ドミニカ共和国、フランス、ギリシャ、インドネシア、インド、イタリア、日本(京都2019年)、ラオス、メキシコ(2020年)モンテネグロ、モロッコ、フィリピン、サウジアラビア(2023年)、スリランカ、タイ(バンコク2022年)、トルコ、タークス&カイコス諸島、北米(ニューヨーク2020年) の22のデスティネーションにて38軒(2023年までの開業予定を含む)のリゾートを展開しています。

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AMANGIRI
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