ベルモンド グランド・ハイバーニアン、ダブリンから初めての旅へと出発
16/09/02
2016年8月30日、ベルモンド グランド・ハイバーニアンはアイルランド島内を巡る初めてのラグジュアリーな寝台列車として、新しい歴史を刻み始めました。記念すべき第一走行は、6日間のアイルランド巡遊旅行で、午後2時20分に40名のゲストを乗せ、ヒューストン駅を出発しました。列車のコンテンポラリーな内装はエレガントでありながら居心地がよく、まるで車輪がついたアイルランドのカントリーハウスで旅をするような気分を味わえます。車内ではクルーが心からの温かいサービスを提供します。
全長2217kmをも進むベルモンド グランド・ハイバーニアンはダブリンを出発しコークへと向かい、ゲストはそこでジェムソン蒸留所を訪問し、さらにブラー二―城を見学します。ここにある『ブラー二―ストーンにキスをすると、説得力に長け、雄弁になる』という言い伝えはとても有名です。ベルモンド グランド・ハイバーニアンはさらに西方向へと進み、キラーニー国立公園で二輪馬車のツアーや、風光明媚なレイン湖のクルーズをお楽しみいただきます。
伝統的なパブや活気あふれるアイルランドの民族音楽が有名なゴールウェイでは、栄養たっぷりのローカルメニューのランチをいただいてから、古い町並みを散策したり、有名なモハーの断崖を訪れる機会があります。ウェストポートで列車を降り、美しい海岸線やコネマラの丘を見ながらのドライブを経て、アッシュフォード城へと向かいます。アッシュフォード城は、数々の歴史的瞬間を見届けた場所であり、かつてギネス家が所有していたことで有名ですが、現在は賞に輝いたことのあるゴルフコースとアイルランドで最も古い鷹狩リの学校があるラグジュアリーなホテルに生まれ変わりました。
エレガントなミッドナイトブルーの車両は、そこから北アイルランドやベルファストに行き、受賞歴を誇るタイタニック・エクスペリエンスを見学してから南へと進路をかえ、ハウス・オブ・ウォーターフォードやウォーターフォード家が居住していた邸宅を巡ったのちにダブリンにて旅を終了させます。
料理長のアラン・ウッズは、アイルランド自慢の農産物にコンテンポラリーなテイストをミックスさせた美味な料理を準備し、ゲストが最高のアイルランド料理を楽しめるよう準備しています。エレガントで明るいダイニング車両の「ウェックスフォード」と「スライゴー」では、地元の素材を生かしたアイリッシュ・シーフード・チャウダー、ロースト・キラーニー・ヴェンスン(鹿肉)、ドニゴール・ターフ・スモーク・サーモン、クラブ・キャノン、ダック・レッグのコンフィ、キルデアの野生のエルダーベリーとプラムの温かいコンポート等のメニューが提供されます。
展望車として、列車の中枢的な存在となる「キルデア」は、まるでローカルなアイリッシュパブのように魅力的で、毎晩生演奏があり、アイルランド産のジンやウイスキーがたくさん並びます。
各車両にはアイルランドにある州の名前がつけられていて、部屋の内装に使用されたデザインや色は地元の風景や各州のタータン模様に関わりのあるものが選ばれました。また他にもクリエイティブにアイルランドらしさを取り入れた例としてはスタッフのユニフォームがあります。こちらもアイルランドでデザインされ、また生地もドニゴール・ツイード等を採用しています。
「ウォーターフォード」、「リートリム」、「ケリー」等の寝台列車には20のラグジュアリーなエンスイートのキャビンがあり、内4室のダブルキャビンには広々とした収納スペース、優美なゴールウェイのクリスタル・ジュエリー・スタンド、そしてウェストポート製のアイルランド・グースのフェザーやダウンでできた枕や布団等が完備されています。
ベルモンド グランド・ハイバーニアンは10月末日まで、40名様まで参加可能な2泊、4泊、6泊の日程を用意しています。歴史、アート、音楽をはじめとする豊かなアイルランドの文化を堪能し、また道中有名なゴルフコースを回ることも可能です。2017年のシーズンは4月25日から10月14日までを予定しています。
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