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男の嗜み

男の嗜み - Executive Suite

日本の文化に根ざす煙管の魅力、再発見!

和製ハンドメイドパイプ

「おいおい! ここ最近、和服が流行っているらしいが、み〜んな"正統"な着こなしなんだってな。オイラみてぇな"ワルぶった"着付けを知ってるヤツぁ、ほとんどいないみたいだ。若い頃は浅草を歩いていたら、そのスジのご老人に『どちらのかたですか?』って訪ねられたもんだがな(笑)」と、江戸っ子口調で語るのは、和製ハンドメイドパイプや煙管の老舗、柘製作所の柘恭三郎氏だ。のっけから柘氏が言いたいのは、"和"にはそれなりのルールがあるということ。つまるところ下町風"しきたり"におけるモノ・コトの知識がなければ、"和"を楽しむことはできないのである。

 例えば喫煙ひとつを取っても、それなりの小道具…煙管、煙草入れ、灰吹きなどが必要だし、それらの上手な扱い方を習得しなければならない。
「懐から煙草の葉を取り出し、そいつを煙管に詰め、火をつけて吸う。吸い終わったら灰を出す…面倒臭いのは確かだな。でもな、こうした一連の所作こそが"和"の喫煙なんだよ。約5分のひとときで周りの風景を眺め、季節の移り変わりを実感するのが楽しいんだ」と語る柘氏。

 市販のシガレットのようにニコチンの興奮&鎮静作用を手軽に得るのも、喫煙の楽しみ方のひとつだ。が、どうせ吸うのなら、楽しみはいっぱいあったほうがいい!
「やっぱり煙管はスーツには似合わないわな。だから和服にこだわり、オイラみたいに着こなしにもこだわる。もちろん煙管そのものにも。そして吸い方を含めた"しぐさ"がいっちょ前になったら、完璧だな」と柘氏が薦めるように、"和"の喫煙をトータルに楽しむことが出来れば、日本の文化を知ることにもなるのだ。
「日本の文化ももちろんだけど、そもそも煙管で吸うと滅法界美味いんだよ。特に純銀延煙管は煙がよ〜く冷えてドライになるから、最高なんだよ」と、嬉しそうに語る柘氏の笑顔が印象的だった。


金銀羅字煙管 口金20 金純銀 野島光次作
80年間、煙管作り一筋に歩んできた野島厚次(銘:光次)の逸品。赤胴や金、銀など、違う金属を駆使した装飾技法が特長だ。27万円。

村田煙管 口金四分一和幸
雁首と吸い口に金を使用した煙管。見た目の豪華さだけでなく、口の中で化学反応を起こさない金の特性を活かしている。20万円。

純銀延煙管
毒物のテスターにもなる純銀を使用。熱伝導が良いため、吸った煙は冷たくドライに、そして美味しくなる。18万9,000円。

手綱煙管
純銀助六石州象牙雁首

横綱の土俵入りでお馴染みの化粧回しをモチーフにした煙管(上/ 2万1,000円)と、羅字に象牙、雁首と吸い口に純銀を使用した贅沢な煙管(下/4万7,250円)。
INQUIRIES

柘製作所

TEL:03-3845-1221

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