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RALLY NIPPON 2013 in Taiwan

RALLY NIPPON 2013 in Taiwan

「謝謝台湾! 」 麗しの島で、人の心をつなぐ

東日本大震災後、多くの義捐金をいち早く送った台湾へ「ありがとう」を伝えるため、60台のクラシックカーが台湾を駆け抜けた。

RALLY NIPPON 2013 in TaiwanRALLY NIPPON 2013 in Taiwan

「謝謝台湾」のステッカーで気持ちを伝えるエントラントも。

行く先々で歓迎の看板や横断幕を掲げる人たちの祝福を受けた。

「ありがとう台湾」を乗せて

RALLY NIPPON 2013 in Taiwan
チェックポイントに停車すると最後の車の出発まで多くの人が車を取り囲み賑わっていた。

発足以来、世界に誇る日本の美しさを再発見するべく、日本各地をクラシックカーでめぐり、世界遺産をはじめとする日本の美しい風景を伝えながら、人と人、地域と地域とをつなげてきた「ラリーニッポン」。昨年夏に行われた東京・横浜間ラリーの興奮冷めやらぬ11月、今度は台湾を舞台に東日本大震災支援へのサンクスラリーが行われた。
横浜港から海を渡り、台湾からの参加者2台を含む60台がスタート地点の台北に集結。11月28日に台北を出発、台中、南投、台南や高雄を経て、東部の台東、花蓮、そして再び台北へと4日間かけて走行する1千㎞にもわたるロングコースを駆け抜けた。その道程は、台北の史跡や台中政府庁舎、大鵬湾サーキットなど台湾の名跡、名所のほか、圓山大飯店や烏山頭ダム、高雄など両国ゆかりの場所、そして日月潭周辺や花蓮などの景勝地がコースに選ばれ、台湾の文化遺産や日本と縁の深い場所を巡ることで両国の歴史をつなぎながら、各地の市民たちとの交流も深め、その絆を確かめた。
開催前日、台湾のメディアに向けた会見が行われると現地のテレビをはじめ多数のメディアがその様子を報じた。またその模様が日本でも報じられるなど、台湾、日本、両国での期待の高さを伺わせた。

「ありがとう台湾」を乗せて「ありがとう台湾」を乗せて

高雄貿易中心では市長が歓迎。市民も大勢詰めかけ会場は賑わった。

日本の水利技術者 八田與一が拓いた烏山頭ダム沿いの緑の中を走るクラシックカー。

国境を超えて、クラシックカーがつないだ心

国境を超えて、クラシックカーがつないだ心国境を超えて、クラシックカーがつないだ心

花蓮からはフェリーに乗船し、貨物港として台湾の流通の 水運の要である蘇澳鎮へ。

4日間の終幕は、台北の自由廣場。2500人を超える人たちが訪れた。

その期待の中、台湾総統府前広場で行われた出発式には、数多くの人たちが駆けつけ、一同に並んだフェラーリやメルセデスベンツ、アルファロメオ、ジャガーをはじめとする希少なクラシックカーを、興奮の眼差しでしげしげと眺めては熱心にファインダーに収めていた。その活気にエントラント(参加者)も高揚しているのが伝わった。
人々に見送られながら60台のクラシックカーは、台北から台中へ。チェックポイントの台中市庁舎前広場では、それを上回る人と熱気でエントラントたちを歓迎。期待以上の活況を実感しながら1日目を終えた。
台湾を代表する景勝地・日月潭をスタートした2日目は、日本の水利技術者・八田與一ゆかりの烏山頭ダムを抜け、台南から高雄へ。ここでも多くの市民とともに市長がエントラントたちを厚く迎えた。舞踊や郷土料理でもてなされながら、日台の交流と友好をいっそう深めた。日本が開発投資し台湾第2の都市に発展した歴史を持つ背景からもその歓迎は手厚いものであった。
3日目は、大鵬湾を出発し、台東から花蓮にかけて170㎞にわたって続く花東公路から、紺碧の海を右手に眺めつつ、「美麗島」の名にふさわしい大自然の中を駆け抜けた。 そして最終日。花蓮の港から、クラシックカーごとフェリーに乗り込み、船の旅。沖から眺める台湾を堪能しながら蘇澳鎮へ再上陸。一路、ゴールの台北・中正紀念堂 自由廣場を目指した。
ゴールには、寒空の下、すでに5000人を超えるファンが集まっており、60台の帰還を今かと待っていた。夜のとばりが降りた自由廣場に、クラシックカーのヘッドライトが次々と見え始めると、興奮は最高潮に。レッドカーペットに到着したエントラントは取り囲まれて映画俳優さながらストロボを浴び、周囲は携帯やカメラをかざす人で人垣ができた。4日の道のりを終えたエントラントの表情は、安堵以上の感動に輝き、旅の疲れを微塵も感じさせなかった。
日本での壮行記者会見から台湾各地でラリーニッポンの顔としてスピーチを行ってきた小林雄介代表理事は最後に「予想していた以上の感激でした。再びこの台湾でラリーを行いたい」と熱くその想いを語った。 海と国境を超え台湾と日本をつないだラリーニッポン。次年度は舞台を再び日本に戻し、春には横浜開港155年を祝って東京―横浜を、秋には福岡― 京都間をつなぎ、人と人、地域と地域とをクラシックカーがつないでいく。

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ゴール後のエントラント。